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資源開発部門 天然物化学分野


TEL: 076-434-7625; FAX: 076-434-5059
[English] http://www.inm.u-toyama.ac.jp/en/departments/02_napc.html
[Japanese] http://www.inm.u-toyama.ac.jp/jp/departments/02_napc.html
[分野ホームページ] http://www.inm.u-toyama.ac.jp/napc/index-j.html

教授 森田 洋行
教授 森田 洋行
准教授 伊藤 卓也
准教授 伊藤 卓也
助教 ウォン チン ピアウ
助教 ウォン チン ピアウ

研究概要

 本分野では、主として、和漢薬をはじめとする世界各地の天然薬物に含まれる生理活性分子の生物有機科学的な研究を行うことを目的とし、天然薬物の生理活性分子と標的蛋白質との複合体立体構造解析による薬効発現機構の解明や新規生理活性分子の探索を行う。また、天然薬物の生理活性分子の生合成経路を解明することを目的として、バイオインフォマティクスにより得られた新規生合成酵素群の酵素機能の確定とさらなる生理活性物質の創出を目的として、酵素のエンジニアリングを行う。酵素基質の合成から、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いた天然薬物からの生理活性分子や酵素反応生成物の分析と単離、高分解能核磁気共鳴装置(NMR)やタンデム質量分析計(MS/MS)を用いたそれらの構造決定、酵素遺伝子のクローニングと異種発現・精製・結晶化およびX線回折法や溶液NMR法を用いた蛋白質立体構造解析など、研究手法は多岐にわたる。以下に示す研究課題に取り組んでいる。

 

和漢薬などの生理活性分子に関する基礎的研究
1) 植物・微生物・海洋生物からのVpr阻害活性を指標としたHIV感染症治療薬候補分子の探索と阻害機構の解析
2) 植物・微生物・海洋生物中の抗生物質に関する研究
3) 植物・微生物・海洋生物からの抗がん活性を有する物質の探索とそれらの誘導体の合成
4) 新規医薬品開発を指向した天然生理活性物質と標的タンパク質の複合体結晶解析
5) アジアにおける未利用薬用資源の探索

和漢薬生理活性分子などの生合成研究
1) 植物ポリケタイド合成酵素のX線結晶構造解析を基盤とした超精密機能解析と触媒機能の拡張
2) 糸状菌由来インドールプレニル基転移酵素の立体構造基盤の確立と機能改変
3) 和漢薬生理活性分子の生合成に関わる新規酵素群の異種発現系の構築と超精密機能解析
   
   
【キーワード】
  未利用天然資源、薬用植物、海洋生物、微生物、活性二次代謝産物、天然物構造解析、抗がん活性、抗菌活性、抗ウイルス活性、生合成、酵素工学、遺伝子工学、タンパク質構造解析

 

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