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病態制御部門 神経機能学分野


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[English] http://www.inm.u-toyama.ac.jp/en/departments/10_be.html
[Japanese] http://www.inm.u-toyama.ac.jp/jp/departments/10_be.html
[部門ホームページ] http://www.inm.u-toyama.ac.jp/arcem/Functional%20Evaluation%20Top.html

教授 東田 千尋
教授 東田 千尋
助教 久保山 友晴
助教 久保山 友晴


研究概要

 本分野では、神経変性疾患や老年性疾患の克服を目指した研究を実施している。難治性疾患に対する画期的な治療薬を見出すことと、病態を制御する因子の解明を目標に、薬理学、神経科学、和漢薬学的視点から多面的に取り組み、以下の2項目に対して、基礎研究から臨床研究まで幅広く研究を進めている。

@和漢薬研究による「Unmet medical needsを克服する新しい治療薬の開発」を加速させ、 成果をヒトに届ける
A和漢薬研究による、新しい生理機能の発見および新しいカテゴリーの治療薬の提示

 具体的には、神経回路網が破綻することによって機能不全が永続あるいは進行する難治性神経変性疾患(主としてアルツハイマー病、脊髄損傷)をターゲットとして研究を行っている。神経回路網が破綻した後からでもこれら疾患における神経機能を正常に回復させるような、根本的治療戦略としての“神経回路網再構築薬”の開発を目指している。またサルコペニア改善薬の開発も進めている。
 アルツハイマー病研究では、モデルマウスの神経回路網を修復することにより記憶障害を顕著に改善する漢方方剤や生薬由来成分を見出し、それらのシグナリングの解析を進めている。脊髄損傷研究では、ニューロン、アストロサイト、マイクログリア、骨格筋など様々な細胞に対して質的変化を与え、運動機能改善を促進する種々の薬物を見出している。



研究目的
1. 中枢神経における神経ネットワーク再構築を促進する分子機序の包括的解明
2. アルツハイマー病、脊髄損傷、うつ病に対する根本的治療を目指した和漢薬研究
3. グリア細胞と神経細胞の相互作用による、神経変性疾患の改善メカニズムの解明
4. 骨格筋萎縮の改善に有効な薬物の研究
5. 基礎研究を植物性医薬品開発、漢方方剤の効能拡大に繋げるための、ヒトでのProof of Concept
   
【キーワード】
  神経変性疾患、神経回路網再構築、アルツハイマー病、脊髄損傷、サルコペニア、植物性医薬品

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