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民族薬物研究センター 民族薬物資料館


TEL: 076-434-2281(代) (ext.2833);FAX: 076-434-5064

[English] http://www.inm.u-toyama.ac.jp/en/departments/11_mmm.html
[Japanese] http://www.inm.u-toyama.ac.jp/jp/departments/11_mmm.html
[ホームページ] http://www.inm.u-toyama.ac.jp/mmmw/index-j.html

民族薬物研究センター長(併任) 博士(薬学) 小松 かつ子

目的

 世界の諸民族の伝統薬物を蒐集、保存、展示するとともに、それらの学術情報を収載したデータベースを構築し、伝統薬物に関する共同研究を推進する。

沿革

昭和48年(1973) 10月 富山大学薬学部附属和漢薬研究施設化学応用部門の増設に伴い生薬標本室を増設.同研究施設資源開発部門で管理.
昭和49年(1974) 6月 富山大学附置和漢薬研究所設置.
生薬標本室は同研究所資源開発部門で管理.
昭和53年(1978) 6月 富山医科薬科大学附置和漢薬研究所設置〔富山大学から移行〕
昭和55年(1980) 4月 富山医科薬科大学附置和漢薬研究所内に生薬資料室を設置.
生薬標本等を富山大学から移動,同研究所資源開発部門で管理.
昭和60年(1985) 7月 薬学研究資料館の一階に民族薬物資料館を設置(202m2),
生薬標本等を和漢薬研究所から移動.同研究所資源開発部門で管理.
平成 6年(1994) 9月 民族薬物資料館の増築(193m2).
平成 8年(1996) 5月 富山医科薬科大学和漢薬研究所附属薬効解析センター設置
(助教授1,助手1).薬効解析センター運営委員会発足.
民族薬物資料館の管理運営は同センターに移行.
平成10年(1998) 4月
薬効解析センターに外国人客員教授,助教授の増員(各1).
  10月 第1回富山医科薬科大学民族薬物資料館一般公開.(この年から年1回開催).
平成12年(2000) 4月 民族薬物データベースの公開開始.
平成14年(2002) 4月 薬効解析センター民族薬物資料館学術標本利用規程他を施行.
平成17年(2005) 7月 民族薬物データベース英語版の公開開始.
  8月 附属薬効解析センターは附属民族薬物研究センターに改組され,
民族薬物資料館は同センターに所属する.
民族薬物研究センター民族薬物資料館学術標本利用規程他を施行.
  10月 富山大学和漢医薬学総合研究所附属民族薬物研究センター
民族薬物資料館となる.
平成22年(2010) 6月 民族薬物資料館の完成記念式.
平成23年(2011) 11月 民族薬物資料館3階の改修工事完了.
平成24年(2012) 11月 民族薬物資料館ニュースレター創刊.
平成25年(2013) 3月 民族薬物資料館生薬目録[T]発行.
平成26年(2014) 3月 民族薬物資料館生薬目録[U]発行.
平成27年(2015) 3月 民族薬物資料館生薬目録[V]発行.
平成28年(2016) 3月 民族薬物資料館生薬目録[W]発行.


建物

 延床面積1,085m2。1階:和漢薬標本室1(薬学研究資料館)(322m2)、和漢薬標本室2(109m2)、 2階:一般展示室1(120m2)、一般展示室2(56m2)、特別展示室(37m2)など。

資料

 漢方医学や中国医学で使用される生薬を主とし、インド医学(アーユルヴェーダ)やユナニー医学(ギリシャ−アラブ医学)で使用される生薬などを含め、全29,000点余の生薬標本を保有。その他、植物押し葉標本(整理済約34,000点)、生薬製剤(約200点)、配置薬資料、本草書など。保有資料数や蒐集範囲の広さの点では世界第一の生薬博物館で、学術的、博物学的に価値の高い資料が多い。

その他

 年に数回、一般公開日を設けている(ホームページ上で随時、案内)。
 研究用としてその利用者、見学者は国内外に及ぶ。年間の見学者数は約1,000人で、その内の約10%は外国人である。伝統医学の潜在力が認識されている今日、模範的な生薬博物館として世界から注目されている。

【キーワード】

  民族薬物、生薬、漢方方剤、民間薬、データベース、 証類本草、中国医学、アーユルヴェーダ、伝統医学

写真:外観
  写真:内観



民族薬物データベース(ETHMEDmmm)

[ホームページ] http://www.inm.u-toyama.ac.jp/mmmw/index-j.html
 このデータベースは富山大学和漢医薬学総合研究所附属民族薬物研究センター民族薬物資料館に保管されている世界各国の伝統医学で用いられる生薬約29,000点について、標本情報並びに学術情報を収載したデータベースである。世界各国の医薬学研究者にこれらの情報を提供して、医学・薬学に関する研究を推進させること、また一般の方々に漢方薬や健康食品の原料生薬について有用性や安全性に関する正確な情報を提供して適性使用を図ることを目的としている。 ロゴマーク

内容

 民族薬物データベースは資料館生薬データベースと学術情報データベースから構成され、両者が同時にインターネット上で見ることができるようにリンクされている。検索には一般検索と専門検索があり、各々の検索項目、検索により得られる情報は異なる。日本語版と英語版がある。

経過

9年度 民族薬物データベース(DB)の作成を開始。
10年度 研究所内の研究者用DBの基本ソフトが完成。資料館保有生薬に関する既存の文字データを変換。
11年度* 民族薬物資料館のホームページに、民族医薬の解説を収載。民族薬物DBのWeb用ソフトを開発。日本漢方及び中国医学で繁用される生薬の内、約250種類の生薬、約5,600点の生薬標本に関する各種データを整理、DBへ登録(日本語版和漢薬DB)。
12年度* 新たに約200種類の生薬、約5,500点の生薬標本に関する各種データを整理、DBへ登録。アーユルヴェーダ生薬DB入力ソフトの開発。
13年度* 既存Web用ソフトをアーユルヴェーダ生薬DBにも対応できるようにバージョンアップ。
14年度 和漢薬・アーユルヴェーダ生薬DBのWeb英語版を開発。
15年度* 日本語版和漢薬DBの内、約230種類の生薬の学術情報と約3,000点の生薬標本の情報の英訳を開始。492種類のアーユルヴェーダ生薬の学術情報と1,712点の生薬標本の情報を整理。
16年度 英語版和漢薬DBの登録と校正。ユナニー生薬DBの入力用ソフトを開発し、332種類の生薬の学術情報を登録。
17年度 英語版和漢薬DBの公開。ユナニー生薬DBの校正と約580点の生薬標本の情報の登録。
中国薬草古典「証類本草」の和訳とデータベース化(証類本草DB)。
18年度 ユナニー生薬及びタイ生薬DBのWeb用ソフトの開発。タイ生薬DBへ約170種類の生薬の学術情報と320点の生薬標本の情報を登録。証類本草DB*のWeb用ソフトの開発と翻訳文の一部公開。ネパール薬草古典の英訳とデータベース化。
19年度 ユナニー生薬DB(学術情報:320種類,標本情報:575点)とタイ生薬DB(学術情報:411種類, 標本情報:668点)の各データの最終校正を行った。インドネシア生薬DBの入力用とWeb用ソフトの開発、約200種類の学術情報と600点の標本情報を登録。ネパール薬草古典DBへ植物編の文章と画像の登録。
20年度 ユナニー生薬DBの一部(学術情報:93種類, 標本情報:177点)とタイ生薬DBの公開。チベット生薬DBの入力用とWeb用ソフトを開発。ネパール薬草古典DBへ動物編の文章と画像の登録。
21年度 チベット生薬DBへ学術情報(300種類)と生薬標本情報(植物由来)(1200点)の登録。
22年度 チベット生薬DBへ学術情報(62種類),生薬標本情報(鉱物、動物由来)(120点)の登録。
26年度 資料館標本目録を28,000点まで登録。
28年度 検索システム刷新。アーユルヴェーダ生薬DB(学術情報:492種類,標本情報:1948点)とインドネシア生薬DB(学術情報:199種類,標本情報: 612点)の公開。
【* 科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の交付を受ける。】

公開方法

 本データベースはインターネット上で公開しており、富山大学和漢医薬学総合研究所附属民族薬物研究センター民族薬物資料館のホームページから入ることができる。検索はオン・ライン・リアルタイム検索である。利用は無料。