伝統医学では、生命を「肉体、感覚、精神、魂の結合体」と捉え、健康とは「身体的、知的、社会的、倫理的、精神的に調和のとれた幸福である」と定義する。

 世界の4大伝統医学には、中国医学、アーユルヴェーダ、ユナニー医学、ギリシア医学がある。これらの伝統医学では、病気の因果関係を主として自然的病因に帰している。

 伝統医学では、その医学独自の理論が確立されており、原典が明確であり、教育体制が整っており、専門の医師により治療が行われることが特徴として挙げられる。

 伝統医学に対し、口伝で伝えられてきた医学を伝承医学と称し、区別する場合がある。伝承医学では、経験を基に治療が施される。
患者が自ら薬を使用することもある。


小松 かつ子記

 

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