病態生化学分野
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分野概要


―巡り合いを大切に―

教授 済木育夫
 1993年12月に病態生化学分野の教授の後任として済木育夫が着任してから、早くも20年が過ぎました。研究室開設時から「和漢薬効果に対応する体質(遺伝的要因)ならびに病態に対する和漢薬の効果を遺伝学、生化学、分子生物学ならびに免疫学など多面的に解析する」という設置目的で研究活動を展開しています。この間に漢方方剤、構成生薬およびその化学成分を用いて精力的、多彩な研究活動を展開し数多くの業績を挙げてきました。
 富山への赴任に際し、北海道大学の大学院生であった米田純也君(現 味の素株式会社 研究員)および藤猪 英樹君(現 琉球大学医学部 准教授)の2名とともに教室作りが始まりました。1994年7月には米国国立癌研究所に3年間留学していた北海道大学の大学院生であった村田 純博士が助手として加わり、研究に厚みと活気が増しました。その後、教室の卒業生諸君は、国内多方面での活躍はもとより、サンディエゴ、ワシントン、ヒューストン、英国、オーストラリアなどへと次々と留学して海外でも活躍しております。
 村田助手が秋田県立大学の准教授に栄転するに伴い、米国国立癌研究所に留学していた小泉 桂一博士が助教として、引き続いて田辺製薬株式会社より櫻井 宏明博士が准教授として参入し、それまでの研究課題がさらに多面的に展開・遂行され、新たな病態生化学分野の発展に向けて取り組んでいました。
 2010年10月に小泉助教が同研究所漢方診断学分野の准教授への昇進に伴い、米国ダナファーバー癌研究所、マサチューセッツ総合病院(MGH)に5年間留学していた教室卒業生の横山 悟博士が助教として加わりました。さらに、私にとって大変喜ばしいことに、2011年4月に村田博士が秋田県立大学の教授に昇進し、同年8月には櫻井准教授が富山大学薬学部 がん細胞生物学教室の教授に就任しました。2012年4月に後任の准教授に、教室の卒業生である早川 芳弘博士が東京大学薬学部より着任し、病態生化学分野の第V期の体制で新たな研究を始めています。。
 我々の研究室の特徴は、薬学部出身の学生・大学院生(博士取得29 名)に加えて、医学部所属の医師(博士取得 24名)、海外からの留学生・研究生(9ヶ国45名)、および製薬企業等の派遣研究員など、およそ161名が教室に出入りし、医療に関わる多面的かつ国際的な研究活動を推進している点です。出身地や学問領域や背景が異なっていますが、立ち向かう目標は"がん”及び“がん転移”を克服することです。我が研究室で出会った「すばらしい人達と研究との巡り合い」に感謝するとともに、大切にしていきたいと思っています。

研究について
 病気がなぜ起こるのかを理解するためには、「病態」を詳細に解析することが重要である。また、正常な生命活動の仕組みを知るための「生化学」解析も重要であります。したがって、「病態生化学」では、病気について、臨床的、あるいは動物レベルのマクロの視点から、あるいは遺伝子レベルのミクロの世界から捉えることを意識して研究を進めています。そのため、個体、細胞、分子レベルでの実験系を充実させ、基礎研究による病態解明と、その研究基盤を活用した漢方薬の薬理評価を行っています。
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研究室行事について
 日々の厳しい研究生活の傍ら、教室旅行、ソフトボール大会、バドミントン大会参加等の課外活動も活発に行っています。特に、薬学部・和漢研の研究室対抗の薬窓会ソフトボール大会においては、常にベスト4以上の成績を残しており、平成17年度からは3連覇を成し遂げました。また、歓送迎会や忘年会など飲み会も数多く行なっています。必ず2次会がセットされ、3次会になだれ込むこともしばしば。時には、済木杯と銘打って、ボウリング大会などで盛り上がっています。この活力を研究に活かすことができると信じていますが、やっぱり宴会の次の日は休息日となっている人が多いようです。

わが研究室が自由闊達、文武両道をモットーに、明るく、楽しい、活発な研究室として躍進することを期待しています。

 
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富山大学和漢医薬学総合研究所 病態生化学分野
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TEL 076-434-7620

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