教員紹介

當銘 一文 准教授

Toume Kazufumi

所属研究開発部門・資源開発分野・資源科学領域(生薬資源科学)

専門分野天然物化学・生薬学

学位博士(薬学)

略歴 富山大学 研究者総覧

出身大学・大学院

2000年3月 千葉大学 薬学部 総合薬品科学科 卒業
2002年3月 千葉大学大学院 薬学研究科 総合薬品科学専攻 博士前期課程 修了
2005年3月 千葉大学大学院 医学薬学教育部 創薬生命科学専攻 博士課程 修了

職務経歴

2005年4月 日本メナード化粧品(株)研究員
2009年6月 千葉大学大学院薬学研究院 助教(活性構造化学研究室 石橋正己教授)
2014年9月 富山大学和漢医薬学総合研究所 准教授(生薬資源科学分野 小松かつ子教授)

研究テーマ

部門

分野

領域

プロジェクト

研究の概要

1 和漢薬をはじめとする天然薬物の複合成分の評価,解析を指向した機器分析法,成分プロファイリング法の確立
2 天然薬物の化学成分の多様性の解析
3 和漢薬からの薬理活性天然化合物の探索,構造決定

研究への想い

和漢薬をはじめとする天然薬物には多くの化合物が存在し,それらが複雑に絡み合い薬理作用を発揮します.これらの複合成分を混合物のまま理解し,成分に関する情報を得て成分化学的に評価することが可能な解析方法の確立を目指して研究を進めています.
和漢薬をはじめとする天然薬物には様々な化合物が存在します.まだその存在自体が知られていないもの,存在は知られているものの有効性を含めた機能性(生物活性など)が明らかになっていない天然化合物が多数存在していると思われます.私は自然界に潜むこれら有用な天然化合物を見出し,その有用性を明らかにし医薬品などの人類に有用なものとして有効活用していきたいと考えています.

論文

Batsukh Z., Toume K., Javzan B., Kazuma K., Cai S.Q., Hayashi S., Kawahara N., Maruyama T., Komatsu K.: Metabolomic profiling of Saposhnikoviae Radix from Mongolia by LC-IT-TOF-MS/MS and multivariate statistical analysis. J. Nat. Med, in press. doi: 10.1007/s11418-019-01361-0

Toume, K.; Hou, Z. Y.; Yu, H. H.; Kato, M.; Maesaka, M.; Bai, Y. J.; Hanazawa, S.; Ge, Y. W.; Andoh, T.; Komatsu, K. Search of anti-allodynic compounds from Plantaginis Semen, a crude drug ingredient of Kampo formula “Goshajinkigan”. J. Nat. Med. 2019, 73, 761-768. doi: 10.1007/s11418-019-01327-2

Hara, Y.; Arai, M. A.; Toume, K.; Masu, H.; Sato, T.; Komatsu, K.; Yaguchi, T.; Ishibashi, M. "Coculture of a pathogenic actinomycete and animal cells to produce nocarjamide, a cyclic nonapeptide with Wnt signal-activating effect" Org. Lett. 2018, 20, 5831-5834. doi: 10.1021/acs.orglett.8b02522.

Ohishi, K.; Toume, K.; Arai, M. A.; Koyano, T.; Kowithayakorn, T.; Mizoguchi, T.; Itoh, M.; Ishibashi, M. "9-Hydorxycanthin-6-one, a β-carboline alkaloid from Eurycoma longifolia, is the first Wnt signal inhibitor through activation of GSK3β without depending on CK1α" J. Nat. Prod. 2015, 78, 1139-1146. DOI:10.1021/acs.jnatprod.5b00153

Toume, K.; Habu, T.; Arai, M. A.; Koyano, T.; Kowithayakorn, T.; Ishibashi, M. "Prenylated Flavonoids and Resveratrol Derivatives Isolated from Artocarpus communis with the Ability to Overcome TRAIL Resistance." J. Nat. Prod. 2015, 78, 103-110. DOI:10.1021/np500734t

キーワード

天然物化学、生薬学、スペクトル解析、天然成分の分離精製、メタボローム解析