実験使用する漢方方剤は上記の方剤煎液作製法に基本的に準じ、下記の手順にて作製
注意:煎出時の水量は総生薬量によって異なるほか、煎出時間も、構成生薬の種類(例:附子や石膏などの有無)によっては調整する必要があります。さら煎じ方(直火、煎じ機器)や濾過する方法の違いは抽出効率に影響しますのでご注意下さい。不明な点は所内共同研究分担者にご相談ください。
論文発表する場合には、研究に使用した生薬や方剤エキスの化学的プロファイリングデータ、各試料番号、保管する機関等を論文中に明記する必要があります。本拠点では、採択された研究課題で使用された生薬・方剤エキスに試料番号を付して保管管理するともに化学的プロファイリングデータは和漢薬データベースに蓄積・公開します。これらの情報は提供可能です。