富山大学 和漢医薬学総合研究所


神経機能学領域について

 

 神経機能学領域は、2010年から、東田千尋准教授、久保山友晴助教の体制で、神経変性疾患の克服を目指した研究を実施しています。難治知性疾患に対する画期的な治療薬を見出すことと、病態を制御する因子の解明を目標に、薬理学、神経科学、和漢薬学などの多面的視点から取り組んでいます。 神経機能学分野の前身は、1996年5月に設置された「富山医科薬科大学・和漢薬研究所・附属薬効解析センター」です。小松かつ子助教授、東田千尋助手の2人体制で、生薬学的研究と神経薬理学的研究を連携して推進させながら、民族薬物資料館の管理および民族薬物データベースの構築を実施しました。1998年−2004年の間は、薬効解析センター内に外国人客員教授・助教授が配置され、総勢11名の外国人研究者が研究と業務に精力的に携わりました。2005年4月からは「富山大学・和漢医薬学総合研究所」内の“生薬資源科学分野”、”薬効解析部”、”民族薬物資料館”となり、それぞれの目的を深める研究体制となりました。2012年4月より、研究所の組織再編に伴い、研究部・病態制御部門の中の「神経機能学分野」と研究室名を変更し、研究目標を見据えた活動を進めています。

 

                             神経機能学領域  東田千尋

 

ニュース

東田千尋が平成26年和漢医薬学会学術貢献賞を受賞
[2014年8月30日]