平成26年8月27-28日に東京都の星薬科大学で開催された第33回和漢医薬学会学術大会にて、病態生化学分野 横山 悟助教が優秀発表賞を受賞しました。受賞した研究課題名は，「没薬による免疫チェックポイント分子PD-L1の発現抑制」です。近年，免疫機構を抑制的に制御する免疫チェックポイント分子PD-1/PD-L1等を標的とする抗PD-1抗体・抗PD-L1抗体の出現により，がん細胞と免疫細胞における免疫チェックポイント分子が非常に着目され，その制御により抗腫瘍効果が期待されています。没薬はPD-L1の発現を強く抑制することを明らかにしました。