研究領域

研究概要

本領域では、医薬品等開発シードを世に提供することを主たる目的に、2つの研究ユニットがそれぞれの視点に基づき、和漢薬をはじめとする世界の天然資源から有用天然物を探索している。さらに、それぞれのユニットが異なった研究手法を用いて、さらなる有用化合物の開発と作用機序の解明に取り組んでいます。

ユニット1:天然物化学ユニット (教授 森田 洋行、 助教 児玉 猛、助教 中嶋 優)

  1. 天然有機化合物の生合成経路の解明
  2. 二次代謝酵素の立体構造基盤の確立
  3. 新規医薬品開発を目指した酵素機能の改変
  4. 植物,微生物,海洋生物からの生理活性物質の探索
  5. アジアにおける未利用薬用資源の探索

ユニット2:天然薬物開発ユニット(准教授Suresh Awale)

  1. ヒト膵臓がん細胞(例、PANC-1、MIA Paca2、KLM-1、NOR-P1、Capan-1、PSN-1など)を利用して、がん細胞の栄養飢餓耐性を標的とした(antiausterity strategy)、各地の伝統生薬(漢方生薬、アユルヴェーダ生薬など)の抗がん活性のスクリーニング
  2. 活性を指標にして最先端のクロマトグラフ及び分光分析(NMR,MS,UV,IR,CDなど)技術を活用し、成分を分離・精製ならびに同定による天然薬物資源から栄養飢餓耐性を解除する活性物質(antiausterity agent)の探索。有望な候補物質は、ヒト膵臓がんのマウスモデルを用いたin vivoでの抗腫瘍活性効果の評価を行う
  3. 活性天然化合物の構造活性相関研究ならびに栄養飢餓耐性を解除する機序の解明
  4. Orbitrap-MSおよびFT-NMR手法の活用による、活性物質(antiausterity agent)の膵臓がん細胞の代謝に対する影響の解析

担当教員

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