イベント

第425回和漢研セミナーを開催しました

開催日
2021年3月2日(火)
会場
富山大学杉谷キャンパス民族薬物資料館3階会議室

富山大学和漢医薬学総合研究所では,3月2日,「第425回和漢研セミナー」を開催し,薬学を学ぶ学生及び研究者等37名が参加しました。

和漢研セミナーは,教員や学生が和漢医薬学の最新の研究に触れる場として定期的に開催しています。また,今回のセミナーは大学院医学薬学教育部(薬学)「先端東西医薬学特論,臨床東西医薬学特論」の講義を兼ねています。

新型コロナウィルス感染症拡大防止のため,講師にはオンラインで参加いただき,国立医薬品食品衛生研究所の合田幸広 所長に『薬学の基礎「品質保証」と,品質保証を指向した天然物のメタボロミクス』,(株)麻生 飯塚病院 東洋医学センターの田原英一 漢方診療科部長に『四物湯が情動に与える意義』,及び国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 薬用植物資源研究センターの川原信夫 センター長には『薬用植物スクリーニングプロジェクトにおける植物及び生薬エキスライブラリーの構築とその応用研究』と題して,講演いただきました。

第一線の専門家の講演及び質疑応答から,「医薬品の品質保証と和漢薬からの創薬」,「漢方診療から見た漢方薬の可能性」,「薬用植物資源の有効利用」に関して有益な知識が得られ,非常に有意義なセミナーとなりました。


2021.03.02 イベント