去る7月14日，「令和3年度第１回和漢医薬学総合研究所重点研究プロジェクト等合同集会」が開催され，教員18名が参加しました。

本研究所では令和2年度から3つの重点研究プロジェクトを定め，近年，世界的に問題になっている高齢化の進行，多因子性疾患の増加，及び天然資源の枯渇等の課題解決に向け，和漢薬を活用した研究成果の社会実装に取り組んでいます。

はじめに早川芳弘所長が本合同集会の目的を説明した後，「高齢者疾患対策研究」 東田千尋プロジェクトリーダー（以下PL），「未病・予防先制医療研究」 早川芳弘PL，小泉桂一PL及び「資源開発研究」 森田洋行PLが，令和3年度の研究計画と進捗状況を説明し，参加教員が各プロジェクト等の課題解決に向けた意見交換を行いました。

引き続き，嶋田豊，小泉桂一，柴原直利各部門長が業務計画と進捗状況を説明し，意見交換を行いました。

本集会は，プロジェクト・部門の課題への対応を研究所全体で検討し，年度計画をスムーズに進める良い機会となりました。

10月に開催予定の第2回合同集会では，各PLによる研究成果の発表と内部評価の実施を予定しています。