本研究所では，9月14日，「令和4年度第1回東西医薬学交流セミナー」を開催しました。

東西医薬学交流セミナーは，本研究所と医学部・薬学部・附属病院との部局横断的なセミナーであり，和漢薬を用いた研究・診療を行っている医学部/附属病院教員を演者として,令和2年度から継続実施しています。今回は，医学部皮膚科学の 清水 忠道 教授が『皮膚科ではこう使う 漢方処方－富山大学皮膚科における処方－』と題して講演を行い，様々な症例に対する和漢薬を用いた臨床研究や取り組み等について詳しく説明いただきました。

医薬学を学ぶ学生及び研究者等15名が参加し，質疑応答が活発に行われ，非常に有意義なものとなりました。

セミナーは今後も本研究所臨床応用部門・和漢医薬教育研修センターが中心となって，トランスレーショナルリサーチ／リバーストランスレーショナルリサーチに繋がる共同研究の推進や和漢医薬学に関する教育・研究力の向上を目指し，継続して実施します。