本研究所では，2月28日，「第434回和漢研セミナー」及び「令和4年度第2回東西医薬学交流セミナー」を会場及びオンラインで開催し，薬学を学ぶ学生及び研究者等34名が参加しました。

和漢研セミナーでは，本学未病研究センター特命助教の赤木一考博士に『未病、老化、和漢薬研究におけるキイロショウジョウバエの活用』，本学未病研究センター特命助教の竹谷皓規博士に『未病を知るためのラマン分光技術開発』と題して講演いただき，未病研究の取組状況について発表いただきました。

東西医薬学交流セミナーでは，（株）麻生 飯塚病院 東洋医学センター漢方診療科部長の田原英一博士に『不眠の漢方治療』と題して講演いただき，様々な症例に対する和漢薬を用いた取り組み等について詳しく説明いただきました。

いずれも講演後に活発な質疑応答が行われ，今後の部局横断的な共同研究の推進につながる有意義なセミナーとなりました。

また2月21日に，研究所運営費で雇用されている2名の研究員等による「研究プロジェクト成果発表会」を開催し，研究の進捗状況を発表しました。