研究領域

臨床応用部門

研究概要

本部門は、医療用漢方製剤の新たな応用を目指した臨床試験、植物性医薬品の開発を目指した臨床試験を推進します。即ち、和漢医薬学総合研究所における基礎研究から得られたシーズを基に、附属病院の臨床研究管理センターと連携し、トランスレーショナルリサーチの推進を図ります。また、診療における疑問点を和漢医薬学総合研究所にフィードバックし、リバーストランスレーショナルリサーチへの橋渡しを図ります。

研究内容

  1. 医療用漢方製剤の新たな応用を目指した臨床試験
    1. 八味地黄丸のアルツハイマー型認知症患者の認知機能に対する効果
    2. 苓桂朮甘湯のメニエール病に対する効果
    3. 芍薬甘草湯のパクリタキセルによる筋肉痛・関節痛に対する効果
  2. 植物性医薬品の開発を目指した臨床試験
    1. 山芋エキスの認知機能向上効果
    2. 肉蓯蓉エキスの頚椎症性脊髄症に対する効果
    3. 肉蓯蓉エキスの慢性閉塞性肺疾患患者の身体活動に対する効果
臨床応用部門のプロジェクト推進連携図

キーワード

  • 臨床試験
  • トランスレーショナルリサーチ
  • リバーストランスレーショナルリサーチ
  • 漢方薬
  • 植物性医薬品

メンバー

  • 貝沼 茂三郎 教授(兼)
  • 田原 英一 客員教授
  • 藤本 誠 准教授(兼)
  • 渡り 英俊 助教(兼)

担当教員

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