教員紹介

早川 芳弘 教授

HAYAKAWA Yoshihiro

所属研究開発部門・病態制御分野・生体防御学領域(がん・免疫) / 国際共同研究分野

専門分野免疫学、がん細胞生物学

学位博士(薬学)

略歴 富山大学 研究者総覧

出身大学・大学院

1996年3月  富山医科薬科大学 薬学部 卒業
1998年3月  富山医科薬科大学 薬学研究科 博士前期課程終了(薬学修士)
2001年3月  富山医科薬科大学 薬学研究科修了  博士後期課程終了(薬学博士)

職務経歴

2001年4月  富山医科薬科大学 和漢薬研究所 博士研究員
2001年11月  Peter MacCallum Cancer Centre (Melbourne), Cancer Immunology Program, Senior Research Officer
2007年1月  万有製薬つくば研究所 薬理研究部 リサーチフェロー(グループリーダー)
2009年3月  東京大学 大学院薬学系研究科 特任講師
2011年3月      同        特任准教授
2012年4月  富山大学 和漢医薬学総合研究所 准教授
2017年4月     同          教授

研究テーマ

部門

分野

領域

プロジェクト

研究の概要

がん・免疫疾患(アレルギー・炎症性疾患)に関わる生命現象について、病態モデルを用いた個体レベルでの解析にこだわって研究を行っています。特にがん免疫学の研究領域において,抗腫瘍エフェクター細胞、なかでもナチュラルキラー(NK)細胞のバイオロジーとがん免疫応答における役割の研究、がん特異的免疫応答ならびに炎症性免疫応答とがん進展・転移に関する研究、和漢薬を含む種々の薬物によるがんや免疫疾患の制御に関する研究を行っています。また和漢医薬学では「証」といわれる病態変化や徴候について、その科学的背景を解析することで伝統薬物の効果発現の科学的基盤を解明することを目指しています。以下は代表的な研究テーマです。

がん免疫応答の役割解明と創薬への応用
①ナチュラルキラー(NK)細胞のバイオロジーとがん免疫応答における役割の研究
②炎症性免疫応答とがん進展に関する研究
③がん特異的免疫応答とがん進展に関する研究

がんの増殖・転移機構の解明とその制御
①がんの増殖・転移のバイオロジーに関する研究
②がんモデルにおけるin vivoリアルタイムイメーイングに関する研究
③がん転移・悪性化進展制御に関する研究

和漢薬・漢方薬と免疫に関する研究
①和漢薬による免疫疾患(アレルギー・炎症)の制御に関する研究
②和漢薬成分によるがん転移制御・免疫制御に関する研究

研究への想い

大事にしていることは、「なぜ?どうして?」を常に自問して研究を楽しむこと。「自由と規律」を大事にすること。何事も「やらされない」で「やる」こと。
継続は力なり。
Do, or do not. There is no try.

論文

Yamamoto Y, Miyazato K, Takahashi K, Yoshimura N, Tahara H, Hayakawa Y, Lung-resident natural killer cells control pulmonary tumor growth in mice. Cancer Sci. 2018;109(9):2670-2676.

Ogura K, Sato-Matsushita M, Yamamoto S, Hori T, Sasahara M, Iwakura Y, Saiki I, Tahara H, Hayakawa Y. NK cells control tumor-promoting function of neutrophils in mice. Cancer Immunol Res. 2018;6(3):348-357.

Kimura Y, Nagai N, Tsunekawa N, Sato-Matsushita M, Yoshimoto T, Cua DJ, Iwakura Y, Yagita H, Okada F, Tahara H, Saiki I, Irimura T, Hayakawa Y. IL-17A-producing CD30+ Vδ1 T cells drive inflammation-induced cancer progression. Cancer Sci. 2016; 107(9):1206-14.

Abdelhamed S, Ogura K, Yokoyama S, Saiki I, Hayakawa Y. AKT-STAT3 pathway as a downstream target of EGFR signaling to regulate PD-L1 expression on NSCLC cells. J Cancer. 2016; 7(12):1579-1586.

Takahashi K, Nagai N, Ogura K, Tsuneyama K, Saiki I, Irimura T, Hayakawa Y. Mammary tissue microenvironment determines T cell-dependent breast cancer-associated inflammation. Cancer Sci. 2015;106(7):867-74.

キーワード

がん、免疫、炎症、転移、生体防御、NK細胞