教員紹介

条 美智子 助教

JO Michiko

所属研究開発部門・未病分野(未病創薬)

専門分野漢方薬学・薬理学

学位博士(薬学)

略歴 富山大学 研究者総覧

出身大学・大学院

2001年3月 徳島文理大学薬学部薬学科 卒業
2006年3月 富山大学大学院薬学研究科博士後期課程 修了
2006年3月 富山大学 薬学博士 取得

職務経歴

2006年4月 富山大学 和漢医薬学総合研究所 漢方診断学部門 寄付研究部門 教員
2010年4月 富山大学 和漢医薬学総合研究所 漢方診断学分野 助教

研究テーマ

部門

分野

領域

プロジェクト

研究の概要

最良の薬は、疾病前状態、日本の伝統医薬で言う未病を治療する薬です。これは、中国最古医学書である黄帝内経に述べられています。最近、抗体薬や分子標的薬など、非常に効果的だが高価な医薬品が多く開発され、これらの薬は私たちの健康と福祉に貢献しています。しかし、これら高価な薬による治療費の負担増大は、医療経済の破綻を招くことは明らかです。したがって、私の研究の目標は、主に薬剤学、免疫学、薬理学、および和漢医薬学を含む研究技術を駆使して、(1)未病の生物学的メカニズムを明らかにし、(2)未病をターゲットとする新しい先制医療薬を開発することです。

研究への想い

「未病」とは人が疾病状態「証」を獲得する前に経由する臨界状態のことであり、この「未病」の時期を捉えて治すことが最高の医療であると中国最古の医学書「黄帝内経」に記されています。未病対策は、本邦の健康福祉政策に対する根本的な解決策となることが期待されています。このことからも、未病研究の推進は国策として非常に重要な課題です。
漢方薬を用いて生化学的研究や動物実験を中心とした薬理学的研究を行なっています。さらに、これらの実験技術や経験を基に、グルタミナーゼを中心として、リンパ管内皮細胞研究と未病研究を融合させ、新たな研究領域を創り上げて行きたいです。

論文

Jo M, Trujillo AN, Yang Y, Breslin JW.:Evidence of functional ryanodine receptors in rat mesenteric collecting lymphatic vessels. Am J Physiol Heart Circ Physiol.,
1;317(3):561-574, 2019

キーワード

未病、グルタミナーゼ阻害剤、 リンパ管、漢方薬