略歴 富山大学 研究者プロファイル
出身大学・大学院
2002年3月 東邦大学 理学部 生物分子科学科 卒業
2004年3月 東邦大学大学院 理学研究科 生物分子科学専攻 博士前期課程 修了
2008年9月 東邦大学大学院 理学研究科 生物分子科学専攻 博士後期課程 満期退学
職務経歴
2002年4月 トミーデジタルバイオロジ―(株) E&L部門
2010年4月 金沢大学がん進展制御研究所 分子生体応答研究分野 博士研究員
2015年9月 金沢大学がん進展制御研究所 助教
2021年4月 富山大学和漢医薬学総合研究所 助教
研究テーマ
部門
分野
領域
プロジェクト
研究の概要
外科治療、化学療法、放射線治療に加え、近年では免疫チェックポイント阻害薬などによるがん免疫療法によって高いがん治療効果が得られていますが、骨転移性腫瘍などをはじめとする一部のがんでは、依然として新たな治療法の開発が望まれています。そこで、免疫細胞を始めとする非がん細胞によって構築される転移巣のがん微小環境を、薬物等により制御するという戦略を組み込んだ、新たながん治療法の開発を目指しています。
研究への想い
研究とは正解のないところに正しさを探る作業なので失敗するのは当たり前のこと。しかし、その中にこそ大きな発見があることも忘れないようにしていく。
The Greatest Teacher, Failure is.
論文
Zhang Di, Iwabuchi S, Baba T, Hashimoto S, Mukaida N, Sasaki SI. Involvement of a Transcription factor, Nfe2, in Breast Cancer Metastasis to Bone. Cancers 2020, 12, 3003; doi:10.3390/cancers12103003.
Sasaki S, Baba T, Nishimura T, Hayakawa Y, Hashimoto S, Gotoh N, Mukaida N. Essential roles of the interaction between cancer cell-derived chemokine, CCL4, and intra-bone CCR5-expressing fibroblasts in breast cancer bone metastasis. Cancer Lett. 2016 Aug 1;378(1):23-32. doi: 10.1016/j.canlet.2016.05.005.
Sasaki S, Baba T, Shinagawa K, Matsushima K, Mukaida N. Crucial Involvement of the CCL3-CCR5 axis-mediated fibroblast accumulation in colitis-associated carcinogenesis in mice. Int J Cancer. 135(6): 1297-1306, 2014. doi: 10.1002/ijc.28779.
キーワード
がん、転移、炎症、免疫