略歴 富山大学 研究者プロファイル
出身大学・大学院
2013年3月 千葉大学 薬学部 薬科学科 卒業
2015年3月 千葉大学大学院 医学薬学府 総合薬品科学専攻 修士課程 修了
2019年3月 千葉大学大学院 医学薬学府 先端医学薬学専攻 博士課程 修了
職務経歴
2017年4月 日本学術振興会 特別研究員
2019年4月 日本学術振興会 海外特別研究員 (University of Alberta, Canada)
2020年4月 富山大学 和漢医薬学総合研究所 助教
研究テーマ
部門
分野
領域
プロジェクト
研究の概要
「病態制御機構において体内の免疫系がどう働くか?」という問いを軸とした研究を展開しています。特に「がん」と「免疫」は深く関わっており、がん治療では免疫療法の目覚ましい進歩が近年注目されています。その一方で免疫療法が十分に奏功しないケースも未だ多くあることも大きな問題となっています。私は薬物によって体内の免疫応答を制御する新たながん免疫治療戦略を開発することを目指しています。
研究への想い
研究は個人プレーだと思われがちですが、良い仕事をするためには組織内外問わずチームワークを発揮することも大切だと私は思っています。
One for all, All for one.
論文
Susukida T, Sasaki SI, Shirayanagi T, Aoki S, Ito K, Hayakawa Y. Drug-induced altered self-presentation increases tumor immunogenicity. Biomed Pharmacother. 165:115241, (2023)
Susukida T, Kuwahara S, Song B, Kazaoka A, Aoki S, Ito K. Regulation of the immune tolerance system determines the susceptibility to HLA-mediated abacavir-induced skin toxicity. Commun Biol. 4(1):1137, (2021)
Susukida T, Aoki S, Shirayanagi T, Yamada Y, Kuwahara S, Ito K. HLA transgenic mice: application in reproducing idiosyncratic drug toxicity. Drug Metab Rev. 52(4): 540-567, (2020)
Susukida T, Aoki S, Kogo K, Fujimori S, Song B, Liu C, Sekine S, Ito K. Evaluation of immune-mediated idiosyncratic drug toxicity using chimeric HLA transgenic mice. Arch Toxicol. 92(3): 1177-1188, (2018)
Susukida T, Sekine S, Nozaki M, Tokizono M, Ito K. Prediction of the Clinical Risk of Drug-Induced Cholestatic Liver Injury Using an In Vitro Sandwich Cultured Hepatocyte Assay. Drug Metab Dispos. 43(11): 1760-8, (2015)
キーワード
がん、免疫、HLA、T細胞、特異体質薬物毒性