研究領域

病態制御分野 生体防御学領域 ユニット

研究概要

本領域では生体防御機構に関わる免疫・炎症・代謝についての研究、病態における生体防御機構の役割に関する研究、和漢薬の生体防御機構に及ぼす効果に関する研究を基幹とします。生体防御システムを制御して疾患の発症予防や疾患の進展を阻止しうる薬効を生薬エキス、漢方方剤、天然物由来化合物、食物由来成分等から探索し、それらを活用して予防先制医療へと応用することを目指します。

研究内容

以下の生体防御機構に関する多様な研究テーマについて取り組みます。

Ⅰ)がん免疫応答の役割解明と創薬への応用

1)  ナチュラルキラー(NK)細胞のバイオロジーとがん免疫応答における役割の研究

2)  がん進展制御における炎症性免疫応答の役割の研究

3)  がん免疫編集プロセスにおけるがん細胞の免疫逃避機構に関する研究

4)   がん細胞の免疫原性を増強する新規薬剤開発に関する研究

Ⅱ)がんの増殖・転移機構の解明とその制御

1)  がんの増殖・転移のバイオロジーに関する研究

2)  がんモデルにおけるin vivoリアルタイムイメーイングに関する研究

3)  がん微小環境を標的とした転移制御に関する研究

Ⅲ)和漢薬・漢方薬と免疫に関する研究

1)  和漢薬による免疫疾患(がん・アレルギー・炎症)の制御に関する研究

2)  がん薬物療法と漢方薬の併用効果に関する研究

 

 

 

 

担当教員

NEWS

受賞
第86回日本血液学会学術集会での受賞
受賞
第18回次世代を担う若手のための医療薬科学シンポジウム での受賞
受賞
第41回和漢医薬学会学術大会 優秀発表賞の受賞
受賞
第33回日本がん転移学会学術集会・総会での受賞
受賞
第30回日本免疫毒性学会学術年会 年会賞受賞
受賞
第7回富山・バーゼルジョイントシンポジウムでの和漢研所属学生の受賞
受賞
令和5年度和漢医薬学会学術貢献賞の受賞
研究成果
免疫抵抗性を示すがん腫に有効な新規治療戦略の開発に成功
〜薬の力でがん細胞を免疫応答から認識され易くする〜
研究成果
悪性黒色腫の免疫抵抗性と転移能の獲得に細胞内解毒酵素が重要であることを発見
受賞
日本薬学会北陸支部第133回例会 学生優秀発表賞の受賞
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