研究領域

病態制御分野 神経機能学領域 ユニット

研究概要

本領域では、神経変性疾患や老年性疾患の克服を目指した研究を実施しています。和漢薬研究によって難治性神経疾患に対する画期的な治療薬を見出し、それら薬物の薬理学的研究によって疾患の治療を可能にする因子を解明することを目標に、基礎研究から臨床研究、さらには社会実装を目指した実用化まで、幅広く研究を展開しています。

研究内容

  • アルツハイマー病、脊髄損傷、頚椎症性脊髄症、生活不活発病、緑内障に対する根本的治療を目指した和漢薬研究
  • 神経機能の恒常・向上に関わる神経回路形成機序解明
  • 中枢神経の神経回路修復に関わる神経細胞・グリア細胞中の責任分子の探索とその機能解明
  • 神経機能を制御する、中枢神経と末梢臓器のクロストークの分子基盤解明
  • 基礎研究を植物性医薬品開発、漢方方剤の効能拡大に繋げるための臨床研究
  • ヒトの心身の健康状態に影響する要因分析とバイオマーカーの探索

 

担当教員

NEWS

受賞
APPW2025での受賞
受賞
第41回和漢医薬学会学術大会 優秀発表賞の受賞
研究成果
ジオスゲニン高濃度ヤマイモエキスは軽度認知障害および軽度アルツハイマー病の認知機能を改善させる
受賞
時実利彦記念神経科学優秀博士研究賞の受賞
受賞
第7回富山・バーゼルジョイントシンポジウムでの和漢研所属学生の受賞
ニュース
稲田 祐奈助教、東田千尋教授の取材が、Webメディア「Wellulu」に掲載されました
受賞
2023年度富山大学和漢医薬学総合研究所長賞(薬学・和漢系部将来構想等懇談会)の受賞
研究成果
ジオスゲニンはアルツハイマー病マウスの脳で萎縮した軸索を 再び伸ばしつなげて記憶障害を回復させる
研究成果
日常的な身体活動によって身体・脳の健康とウェルビーイング(幸福度)の向上につながることを高齢者で証明
受賞
第39回和漢医薬学会学術大会 優秀発表賞の受賞
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